頭皮のかさぶたを剥がす癖,皮膚科で治療,ハゲる原因

  • 頭皮のかさぶたは剥がしてはいけないの?
  • 剥がす癖はやめるべき?
  • かさぶたが出来るだけだけど、皮膚科で治療した方がいいの?
  • 頭皮のかさぶたは何が原因?

頭皮が乾燥する時期には、いつの間にか頭皮にかさぶたができていた・・・ということがありませんか?

 

かさぶたを見つけると気になって触りたくなったり、剥がしたくなってしまいますよね。

 

実際に頭皮にかさぶたが出来たとき、剥がすのがクセになってしまっている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、かさぶたを剥がしてしまうと、かさぶたが再びできてしまうのです。

キャラ(☓)

頭皮のかさぶたを剥がす癖はよくないのでしょうか。

皮膚科で治すべき理由などについて紹介していきます。

 

気になる頭皮のかさぶた

キャラ(☓)

頭皮のかさぶたはいつの間にか出来ていることが多々ありますよね。

頭を触ったり、髪の毛を触ったりするときに、指先に異物感を感じかさぶたが出来ていることに気づくのです。

 

必要以上に触ったりしない方がよいと分かっていても、ついつい触ったり、剥がしたりしてしまいます。どうしても気になってしまうんですよね。

 

かさぶたができると剥がすのが癖になっていませんか?私はかさぶたを見つけると無意識で触り、剥がすのが癖になっていました。剥がすのが気持ちいいと感じることも・・・。

 

かさぶたを剥がしても問題ないと思っていましたが、“かさぶたが出来ていること”自体に問題がある。頭皮トラブルを抱えているということに気づかず、放置してしまったことがあります。かさぶたに繋がる頭皮トラブル。この原因は何なのでしょうか。

頭皮にかさぶたが出来る原因

頭皮にかさぶたが出来るのは、頭皮に異常が起こっているためなのです。その原因は何なのでしょうか。

原因1. 脂漏性皮膚炎

キャラ(☓)

脂漏性皮膚炎とはどんな皮膚炎なのでしょうか。

湿気の多い環境にいる場合に出ることが多い皮膚炎。特に多いのが梅雨の時期。脂漏性皮膚炎の症状は、痒み・フケ・かさぶたが発症します。

 

顔や頭皮は皮脂腺が多く汗をかきやすい場所。頭皮は顔の2倍の汗をかくのです。ですから、定期的に洗うことで清潔な状態を保つことが大切です。

 

原因2.ビタミン不足

キャラ(☓)

日頃の食生活の影響でも”かさぶた”ができることに関係するようです。

ビタミンB2、B6が不足すると、脂漏性皮膚炎になりやすくなる傾向があります。これらのビタミンが不足すると、皮脂の酸化、頭皮環境の悪化を招きます。

 

この2つが起こることで、かさぶたが作られてしまいます。ビタミン不足ですから、食事での栄養バランスが影響するので、注意をしましょう。

 

原因3.洗髪が十分ではない

キャラ(☓)

シャンプーはしっかり洗い流していますか?

サッとシャワーを済ませる方は、流し残しがある場合があります。頭皮にシャンプーやトリートメントなどが流し残してしまうと、雑菌が繁殖しやすい頭皮環境になってしまい、頭皮のかさぶたの原因となります。

 

かさぶたの色をチェック

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かさぶたと言っても、色が違うことがあります。

黄色のかさぶたの場合は、頭皮の化膿。化膿して黄色い汁が出て、かさぶたが出来ている場合は皮膚科での診察をしましょう。

 

化膿している状態を放っておいてしまうと、薄毛、脱毛にも繋がってしまいます。白いかさぶたの場合は、「白癬菌」が原因と考えられます。

 

白癬菌は水虫と同じ菌。大量のフケが出ることがあるのです。この場合も早めの受診をし、薬の処方をしてもらうことが大切です。

 

かさぶたを剥がすことはNG!

キャラ(☓)

つい剥がしたくなってしまいますが、剥がすことはNGなのです!

かさぶたを剥がすと気持ちいいかもしれませんが、かさぶたを剥がしても悪化している頭皮環境は良くなりません。むしろ悪化させ続けるだけです。

 

そのままでは、かゆみも続き薄毛、脱毛につながってしまう可能性があるのです。フケが大量発生して更に悩まされることにもなりかねないのです。

 

頭皮のかさぶたは異常のサイン

キャラ(☓)

頭皮のかさぶたを剥がすことは、悪循環を招いてしまいます。

頭皮にかさぶたができる

気になり剥がす

頭皮に傷、ダメージを与える

再びかさぶたができる

傷が治る手前の状態で剥がしてしまっているので、治りかけの状態に傷をつけてまたかさぶたができるという悪循環になっています。なかなか治らないのはこの悪循環のせい。

 

雑菌の侵入にも注意

キャラ(☓)

かさぶたを剥がしたときに傷つけ、そこから雑菌が入ってしまう危険性もあります。

雑菌が侵入してしまうと、頭皮の炎症、頭皮環境の更なる悪化に繋がります。こういった危険もあるため、かさぶたを剥がすことはよくないのです。

 

剥がす癖をやめるためには

キャラ(☓)

頭皮のかさぶたを剥がしてしまう癖は、薄毛、脱毛にも繋がるので何とかやめたいですね。

なかなか辞められないのが癖ですが、かさぶたを剥がして悪循環を繰り返していては、将来的に頭皮の問題になる可能性があることを強く意識しましょう。意識をしてがんばって辞めるようにしましょう。

 

かゆみがどうしても我慢できない時は、爪で傷をつけたりしないように、指の腹でかくようにしましょう。寝ているときは無意識で掻いてしまうので、手袋をして寝るのがおすすめです。

 

頭皮のかさぶたは痒みがあって、剥がすと気持ちいいと感じることがあります。しかし、かさぶたは頭皮からのSOSでもあります。その原因には、皮膚炎などが隠れているかもしれません。

 

頭皮環境をこれ以上悪化させないためにも、そしてかさぶたの悪循環から脱却するためにも、皮膚科での受診をすることをおすすめします。