石鹸で髪を洗う,固形石鹸,NG,ベタつく

  • 石鹸でシャンプーをするとどんな効果がある?
  • 石鹸シャンプーをすると頭皮がベタつくのはなぜ?
  • ベタつきは改善する方法がある?

ヘアケアで石鹸での洗髪が髪に良いという情報や石鹸で洗わない方が良いという意見。石鹸での洗髪には賛否両論あるようです。

ベタつきが治まったという意見もあれば、ベタつきが出るなどなど。石鹸で洗ったときに頭皮や髪のベタつきが気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

キャラ(ポイント)

石鹸で髪を洗うとベタつきが起こる原因、正しい洗い方についてチェックしてみましょう。

 

せっかく髪に良いメリットがあるなら、正しい方法でしっかり効果を得たいですよね。

 

石鹸で髪を洗うことで得られる効果は?

石鹸 シャンプー ベタつき

 

 石鹸でのシャンプーは、髪のどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。

 

髪本来の状態に!

 

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石鹸で髪本来の状態に戻すことができるようです。

 

よく使用されているシャンプーやリンス、トリートメントなどには指通り、きしみ防止、なめらかさを与えるためにオイルなどが使用されています。

 

髪をコーティングしてくれるのです。

 

その代わりに髪1本、1本が重くなって髪のボリュームダウンしてしまう場合もあります。

 

しかし、石鹸シャンプーはコーティング剤などの成分があまり使用されておらず、髪をやわらかくする成分も含まれていないので、髪本来の状態になるということ。

 

すると、髪にコシが生まれ、ふんわりとした立ち上がり、髪にボリュームを与える効果があるのです。

 

洗い上がりがさっぱり

 

キャラ(☓)

石鹸で洗うと、洗い上がりがさっぱりとしているのも特徴です。

 

石鹸でのシャンプーは洗浄力が強すぎるといわれますが、頭皮環境が普通の方、脂性の方には適している洗浄力なのです。

 

デメリットもある?

石鹸 シャンプー ベタつき

 

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石鹸でシャンプーをするには、デメリットもあるようです。

 

石鹸が弱アルカリ性であるため、髪のキューティクルが開いてしまうために以下のようなデメリットがあげられます。

 

石鹸シャンプーのデメリット

  • 洗った後に髪のきしみが起こる
  • 洗い流しにくい
  • 髪にコシは出るが毛先がまとまりにくい

 

こういった場合には、酸性のリンスを使用するとキューティクルを閉じる作用があるのである程度の改善はできるでしょう。

 

カラー、パーマをかけている髪には不向き

 

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ヘアカラー、パーマをかけている方の髪には石鹸シャンプーが向いていないようです。

 

カラーやパーマによって傷んだ髪には向いていません。

 

しかも、石鹸が弱アルカリ性なのでカラーやパーマが落ちやすくなってしまいます。

 

石鹸でシャンプーするとべたつくのは何故?その原因は?

石鹸 シャンプー ベタつき

では、頭皮や髪がべたついてしまう原因をチェック!

 

①すすぎ残しがある

 

キャラ(☓)

石鹸で洗った後に髪がベタつく原因には、すすぎ残しが最も多い原因とも言われています。

 

石鹸が髪や頭皮に残ったままだと、石鹸カスになり髪がベタつくのです。

 

すすぎ残しのある状態で、酸性リンスを使うと髪がベタつくこともあります。

 

※酸性リンスは、石鹸でアルカリ性に傾いた頭皮、髪を弱酸性に戻して手触りを滑らかにする効果があります。

 

石鹸カスと反応して脂肪酸が作られてしまうことで、髪にべったりとついてしまうということ。

 

②汚れが残っている

 

キャラ(☓)

石鹸で綺麗に洗えていますか?

 

石鹸でしっかり髪、頭皮を洗ったつもりでも、汚れが落ちきっていないと「ベタつき」の原因なるのです。

 

石鹸が汚れを落とすには、一定以上の濃度が必要なのです。その濃度が下回ってしまうと、汚れを手放してしまうという特徴があります。

 

濃度の目安は、泡が決め手!

 

よく泡立った状態で洗えているなら、汚れをしっかりと捕まえているサイン。

 

イマイチ泡立ちが悪い場合は、汚れが落ちきっていないサインです。

 

 

泡立ちが悪く、汚れが落としきれていない洗い方は、汚れ、石鹸カスが混ざって髪がベタついてしまうのです。

 

③髪質に合っていない

 

キャラ(☓)

石鹸やリンスは、自分の髪質に合ったものを使用することが大切なようです。

 

一般的に市販されているシャンプーには、ほとんど合成界面活性剤が含まれています。石鹸シャンプー、固形石鹸は少ししか店頭にならんでいませんよね。

 

店頭での選択肢も少ない石鹸ですが、その成分も「石鹸素地」と書かれているだけ。

 

しかし、どれも同じではないのです。石鹸にも様々な種類があります。

 

石鹸の主な原料(天然油脂)

  • 牛脂
  • 馬油
  • ヤシ油
  • パーム油
  • ツバキ油
  • オリーブ油
  • 米油

 

この使用されている成分によっても石鹸の性質は違うのです。

 

性質も違えば、個人差もあるので合う合わないが出てきます。これは、リンスにも同じことが言えます。

 

酸性リンスにはクエン酸、お酢が使用されることが多くあります。その種類もキリがないくらい様々です。豊富な種類の中から自分に合うものを見つけることも大切です。

 

自分の髪質、頭皮に合わないとフケ、かゆみ、ベタツキなどの原因になるのです

 

ベタツキを解消するには?

石鹸 シャンプー ベタつき 

 

ベタツキの原因を知ったところで、解消する方法をチェックしていきましょう!

 

①洗い方を見直す

 

キャラ(☓)

まずはシャンプーの仕方を見直すことが大切です。

 

髪の洗い方を正しい方法で行わないと、石鹸やリンスを新しくしてもベタツキがまた起きてしまう可能性があるのです。

 

洗髪のポイント

  • 石鹸は多めに使ってしっかり泡立てる
  • 指の腹を使って丁寧にマッサージをするように洗う
    (力を入れすぎたり、爪を立てたりしないこと)
  • しっかりとすすぐこと

 

この3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。洗えていないかも・・・と思って洗いすぎも注意してください。

 

洗いすぎ、擦りすぎ、すすぎ過ぎは頭皮にダメージを与えてしまい、乾燥や皮脂の過剰分泌の原因となってしまう場合があります。

 

②石鹸を変えてみる

 

石鹸の種類もいろいろあるので、他の石鹸を試してみるのも良いですね。

 

使用している石鹸が、しっとりタイプの石鹸(オリーブ系)でベタついているのであれば、さっぱりしたタイプの石鹸(馬油系)に変えてみましょう。

 

自分の頭皮、髪に合ったものを試して探すことが大切なのですね。

 

③リンスを変えてみる

 

髪の洗い方はしっかりできているとすれば、リンスを変えてみることも解消方法の1つになります。

 

リンスにもいろいろな種類がありますので、クエン酸に変えたらベタツキが解消される場合もあるかもしれません。いくつかの種類を試してみてください。

 

リンスの使用方法ですが、髪に長い時間つけて置き過ぎるのもよくありません。

 

また頭皮に残らないようによくすすぎましょう。

 

まとめ

 

石鹸で洗うと頭皮がベタつく原因は1つではありませんでしたね。

固形石鹸で髪を洗うメリットを活かすには、自分に合ったもので洗髪することが大切なのです。

 

頭皮のベタつきでお悩みの方は、シャンプー方法、使用する石鹸、リンスを今一度見直してみてはいかがでしょうか。