- シャンプーの洗い方だけでも薄毛対策になる?
- 女性の薄毛予防にはシャンプーの洗い方が大切?
- オススメな薄毛対策になるシャンプーの洗い方が知りたい!
シャンプーで正しい洗い方をすれば薄毛対策になると言われています。
ただし、シャンプーによる頭皮環境の正常化が薄毛対策になるという医学的根拠はありませんから、この点は注意しておくようにしてください。
朝シャンスべきか?1日に最適なシャンプーの回数は?といった疑問にもブログ記事内でお応えしていこうと思います。

薄毛や抜け毛に悩みを抱えている
多くの女性や男性が見落としてしまっていること
が『シャンプーでの髪の正しい洗い方』なのです。
一般的なシャンプーの使い方・洗い方では頭皮の毛穴に詰まっている皮脂や角質を十分に洗い落とすことができません。その結果、薄毛や抜け毛の原因になってしまうこともあります。
そこで今回のブログ記事では、シャンプーを使って髪を洗う正しい方法やそれによって期待できる発毛効果などをご紹介していこうと思います。
それではまず、シャンプーの正しい洗い方を解説する前に、シャンプーする際に注意すべきポイントについてお話しておきます。
薄毛対策のためのシャンプーの洗い方

シャンプーをして髪をドライヤーで乾燥させるまでには、7つのポイントがあります。
- 頻繁にシャンプーで洗い過ぎない
- 洗髪する際に、頭皮に爪を立てない
- 洗髪後はシャンプーをシッカリとすすぐ
- お湯の温度は適温に調節する
- 頭皮と相性の良いシャンプーを使う
- ドライヤーを使って優しく乾かす
- 頭髪をしっかりと乾燥させる
頻繁にシャンプーで洗い過ぎない

頭皮の皮脂を洗い流そうと一日に何度も洗髪する人が居ますが、何度も洗いすぎても頭皮に悪影響を与えてしまうことになります。
確かに、頭皮の毛穴に皮脂が溜まりすぎていると毛髪の発毛や成長を阻害する原因になってしまいます。
しかしながら、頭皮にはある程度の皮脂によって水分や柔軟性を保っておく必要もあるのです。
そのため、頻繁にシャンプーで洗い過ぎていると頭皮の皮脂が失われて乾燥してしまい、それによっても薄毛・抜け毛の症状が出てしまいます。
また、適度にシャンプーで洗髪することで頭皮の皮脂を取り除いて綺麗な状態に保つことができますが、一日に何度も洗っていると頭皮からの皮脂の分泌量が増加して常にベタつくようになります。
洗髪する際に、頭皮に爪を立てない

洗髪する際には 爪で頭皮をこすらないように気をつけて、指の腹で優しく揉み込むようにして洗っていくようにしましょう。
頭皮は皮膚の中でも特に敏感な部分で、爪などの硬いものでこすったり叩いたりするとすぐに炎症が起きてしまいます。
炎症が起きて頭皮内部の細胞が死んでしまうと、毛髪の形成が滞ったり 最悪の場合には抜け毛の原因になってしまいます。
そのため、髪を洗う際には刺激を与えないようにして優しく洗うようにしましょう。
洗髪後はシャンプーをシッカリとすすぐ

洗髪後にはシャンプーやリンスが髪に残らないようにしっかりとすすぐようにします。
シャンプーやリンスを頭髪に残したまま放っておくと、酸化して臭い匂いの原因になったり、頭皮における炎症の原因にもなってしまいます。
お湯の温度は適温に調節する

シャンプーで洗った後に頭髪を洗い流す際には、適温に調節したお湯を使います。
人によっては熱いお湯で洗い流すほうがさっぱりと感じる場合もありますが、熱すぎると頭皮に大きな負担をかけてしまいます。
頭皮は皮膚の中でも特に敏感な部分なので、優しくケアしてあげるように心がけましょう。
頭皮と相性の良いシャンプーを使う

合成界面活性剤が含まれているシャンプーは皮脂を落とす上では優れていますが、体質によっては頭皮まで傷つけてしまいます。
合成界面活性剤は洗濯物を洗う時に使う洗剤にも使われている化学物質で、脂分を分解する作用があります。
一般的な市販のシャンプーの多くに配合されていますが、薄毛や抜け毛の症状がある人が使ってしまうと症状が悪化するケースがあります。
もし、シャンプーと頭皮・頭髪との相性が悪いかもしれないと感じることがあれば、合成界面活性剤が含まれていない頭皮優しいシャンプーを試してみてください。
ドライヤーを使って優しく乾かす

ドライヤーの温風の熱で頭皮を傷めないように小刻みに動かしながら 乾かしていきましょう。
ドライヤーを頭皮に近づけ過ぎると、温風の熱で頭皮を痛めてしまうことがあります。
15cmから20cmほど頭から離してドライヤーを掛けるようにしましょう。
また、ドライヤーの温風も一箇所に集中的に当て続けるのではなく、小刻みに動かすことで熱が頭皮に蓄積しないように注意して下さい。
頭髪をしっかりと乾燥させる

ドライヤーで頭髪を乾燥させきらないと、頭皮・頭髪に残った水分によって雑菌が繁殖してしまいます。
頭皮で雑菌が繁殖すると、頭のニキビや臭いの原因となります。
頭にニキビができると、カサブタ取れる際に毛根細胞も一緒に抜け落ちてしまうこともあります。
また、頭皮にかゆみを感じて爪でかいたりこすったりすることによっても頭皮に負担をかけてしまうことにもなりかねません。
それでは続いて、絶対にやってはいけない間違ったシャンプーの方法をご紹介します。正しい洗い方をしないとシャンプーは薄毛の原因にもなってしまいます。
間違ったシャンプー・頭皮ケアの方法

世間一般で誤解されているシャンプーや頭皮ケアの方法には以下のようなものが挙げられます。
- ブラシで頭皮を叩いて結構を促進させる
- 専用器具によって皮脂を除去する
ブラシで頭皮を叩いて血行を促進させる

ブラシで頭皮を叩くことで血流が良くなるという噂がありますが、頭皮を痛める原因になってしまいます。
そもそも頭皮を通っている血管は、カラダ全体の血管とつながっているわけですから頭皮自体にちょっとした刺激を加える程度ではほとんど血行促進は期待できません。
それよりも、ブラシで叩くことによる衝撃で毛根細胞を死滅させてしまう恐れもあるため、絶対にやらないようにしましょう。
専用器具によって皮脂を除去する

最近では、頭皮に溜まっている皮脂を除去するための美容器などが製造・販売されるようになってきました。
『強い水流・水圧によって皮脂を洗い流せる』といった謳い文句で購買意欲を刺激させる商品などがありますが、頭皮の皮脂はシャンプーで洗い流す程度で十分です。
特別な頭皮洗浄で毎月に数万円もするアデランスの育毛サロンサービスもありますが、2chでの口コミや評判では詐欺じゃないかと酷評されています。
アデランスヘアリブロの2chでの評判・口コミが詐欺だと酷評?
頭皮にも皮脂はある程度必要ですし、過剰に皮脂を洗い流してしまうと頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌といった症状に悩まされてしまいます。
男性が脱毛・薄毛に悩む原因はAGA(男性型脱毛症)がほとんどの割合を占めています。その一方で、妊娠・出産によるストレスやホルモンバランスの乱れ、他にも加齢による女性ホルモンの低下など女性の場合には多種多様な原因が考えられます。
薄毛対策!シャンプーの正しい洗い方

シャンプーを使った正しい髪の洗い方は、大きく5つのステップに分けることができます。
- 洗う前にブラッシング
- 髪の毛ではなく、頭皮を濡らす
- シャンプーは髪の毛ではなく、頭皮につける
- 頭皮を指圧して揉み出し洗いをする(週1回で大丈夫)
- シャンプー・リンクで頭髪・頭皮を洗ったら十分にすすぐ
それではさっそく、それぞれのステップについて詳しく確認していきましょう。
洗う前にブラッシング
シャンプーで頭皮・頭髪を洗う際には、いきなりお湯で頭皮・頭髪を濡らしてはいけません。まずは頭髪をブラッシングして、頭皮の皮脂や角質などの汚れを浮かすようにします。
また、実際にブラッシングをしていると実感すると思いますが、ブラッシングの刺激によって頭皮が刺激されることで頭皮の血流が増加する効果も期待できます。

ブラッシングをする際には、クシに弾力があってブラシの先が丸くなっている柔らかいブラシを使うようにしましょう。硬いブラシを使ってしまうと、頭皮を傷つけて逆効果になってしまう可能性があります。
髪の毛ではなく、頭皮を濡らす

それでは続いて、お湯で頭を濡らす作業に移りまが、ここでも注意点があります。
一般的にはお湯で髪の毛を濡らしていますが、あくまでもお湯で頭皮を濡らすことを意識して下さい。
見た目だけでは、頭髪と頭皮どちらを洗っていてもそこまで見分けはつかないかもしれません。それでも、髪の分け目などの頭皮が見える部分からしっかりとお湯を当てることで、頭皮にまでお湯を行き渡らせていくことが大切です。
シャンプーは髪の毛ではなく、頭皮につける

さて、頭皮全体を十分にお湯で濡らすことができたら、次にシャンプーを頭で泡立てていきます。
この際にも、頭髪ではなく頭皮に対してシャンプを付けることを意識していきます。
ここまで、シャンプーでの正しい髪の洗い方をチェックして頂いたら、もしかしたら既にお分かりかもしれませんが、
お湯で頭を濡らすにしても、シャンプーを泡立てるにしても 基本的には頭髪ではなく、頭皮に対してアプローチしようと心がけておくことが重要です。

また、シャンプーを泡立てていく際には、生え際から頭頂部に向かって手を動かしていくことで、より一層頭皮の血流を増やす効果が期待できます。
なぜなら、頭皮全体から考えると 髪の生え際よりも、頭頂部のほうが重量などの関係で血流が回りにくくなっているからです。
頭皮を指圧して揉み出し洗いをする(週1回で大丈夫)

シャンプーが頭皮・頭髪で十分に泡立ってきたら、頭皮を指圧して揉み出し洗いをするようにしましょう。
『指圧してもみだし洗い』することで、頭皮に溜まっている皮脂や角質などの余分な物質を毛穴から押し出すことができます。
頭皮を『指圧してもみだし洗い』する方法がイメージ出来ない場合には、こちらの動画を参考にしてみてください。
こちらの動画を確認して頂ければ、指圧による頭皮の揉み出し洗いがどういったものなのかイメージして頂けると思います。

指圧による頭皮の揉み出し洗いは毎日行う必要はなく、週一回程度の頻度で行っていきます。
シャンプー・リンクで頭髪・頭皮を洗ったら十分にすすぐ

シャンプーで頭皮をじっくり洗い終わった後は、シャンプーやリンスが頭皮に残らないようにシッカリとすすいで洗い流すようにしましょう。
シャンプーやリンスが頭皮に残ったままにしておくと、シャンプーやリンスの残りが酸化して頭から変な臭がするようになってしまったり、場合によっては頭皮で炎症が起きる原因にもなってしまいます。
【よくある質問】Q&Aコーナー
薄毛の人はシャンプーしないほうが良い?

薄毛の人こそ、シャンプーで定期的に頭皮の皮脂を取り除くことが大切です。
しかしながら、前述したとおり1日に何度もシャンプーで頭皮をこすらないようにしましょう。
自分自身の頭皮と相性の良いシャンプーを使って、1日から2日に1回優しく指の腹で洗ってあげるようにして下さい。
薄毛の人は朝晩 シャンプーで二度洗いすべき?

1日に2度シャンプーで頭髪を洗うと頭皮に負担をかけすぎてしまいます。
薄毛や抜け毛の人の場合は、髪質がとても柔らかくて寝ぐせがつきやすいひとが多いです。
そのため、朝シャンをしたがる人が多いですが、朝にシャンプーで洗髪する場合には 夜寝る前にはシャンプーを使わないようにしましょう。
妊娠して薄毛になった女性はシャンプーが効果的?

妊娠・出産後に女性が一時的に薄毛になる場合は、ホルモンバランスの乱れが原因です。
女性ホルモン(エストロゲン)には、毛母細胞の働きを活性化させる働きがあり発毛・育毛を促進させますが、妊娠中・出産直後はエストロゲンの分泌が滞る場合があります。
したがって、シャンプーによる頭皮ケアは直接的な解決にはなりません。
規則正しい生活をして、ストレスを溜めないことがホルモンバランスを整える最善の方法です。
妊娠・出産から時間が経過して、体調が回復するに連れて女性ホルモン(エストロゲン)の分泌も正常化して髪質や毛量も回復していきます。
頭皮・頭髪を健康に保つ3つの心がけ

日々の生活においても、ちょっとしたことを心がけることで頭皮・頭髪に掛ける負担を軽減させて発毛・育毛効果を期待することができます。
- 暖房・冷房を効かせすぎない
- 爪は伸ばさずに切る
- 頭皮の硬さ・柔軟性をチェックする
暖房・冷房を効かせすぎない

体に負担の掛からない室温に設定することが頭皮の血流を阻害せずに、薄毛・抜け毛を予防することになります。
AGAの進行を抑えて、薄毛・抜け毛対策をするためには、頭皮の血流を促進させることが大切です。
しかしながら、夏場に冷房を効かせすぎてしまうとカラダ全体の血流が悪くなり、頭皮内部の血流も悪化することになります。
また、冬にも室温を高めすぎてしまうと頭皮から過剰に皮脂が分泌されて毛穴につまり、毛髪の発毛・成長を阻害してしまいます。
爪は伸ばさずに切る

爪を長いまま切らずにいると、ちょっと頭皮を掻いたりこすったりするだけで傷つけてしまうことになります。
また、爪が長いと爪と指の間で雑菌が繁殖して頭皮を傷つけた際に炎症を起こす原因になる危険性もあります。
こうした理由から、できるだけ頻繁に爪を切って指先を清潔にして、かつ頭皮を傷つけないように心がけましょう。
頭皮の硬さ・柔軟性をチェックする

頭皮の硬さをチェックすることによっても、血流の良し悪しを判断することができます。
頭皮の血行が悪いと、頭皮が硬く凝り固まってしまう傾向にあります。
簡単に確かめる方法としては、指の腹で頭皮を少し圧迫させながら上下に動かしてみましょう。
頭皮が柔軟に動くようであれば問題ありませんが、全く動かずに痛みを感じるような場合は頭皮の血流が悪い可能性が高いです。
女性の育毛・薄毛治療に関しては、こちらのブログ記事も参考にしてください。
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最後に

基本的な考え方としては、健康な頭髪は健康な頭皮からした生えてこないこと。
そして、健康な頭皮は正しいシャンプーの洗い方でスカルプケアを日頃から行っておくことが重要です。
女性・男性問わず 年齢を重ねる毎に、薄毛になってきたり脱毛症が発症してくると、自分で簡単に実践できる頭皮ケアをせずにいきなり治療薬や病院・クリニックでの薄毛治療を考える傾向にあります。
しかしながら、日々のシャンプーの使い方を正しい方法で行うなど、ちょっとした心がけからでも薄毛予防・治療を行っていくことが可能です。
ただし、シャンプーの正しい洗い方や日頃からのヘアケアといった薄毛対策には、医学的根拠は乏しいということは把握しておいてください。