- おでこが広いと頭がいいってよく言われるのはなぜ?
- おでこの広さと頭の良さって関係あるの?
- 頭がいい人はおでこが広い?
「おでこ広いから頭いいんだね。」「賢いんだね。」などと言われたり、言ったことがある方も多いのではないでしょうか。
おでこが広い人は、”頭がいい”とよく言われますね。言われてみると、おでこが広いと賢そうに見えませんか?
しかし、実際におでこの広さと賢さは関係があるのでしょうか。昔からよく言われる「おでこの広さと賢さ」について調べてみました。

おでこの広さで知性が判断できるのでしょうか。
“おでこが広いと頭がいい説”って気になりますよね。
賢さも気になりますが、人相学では性格的な判断もされることがありますよね。
その辺もチェックしてみたいと思います。
おでこが広い=IQ高い??

おでこが広いと頭がいい説をどうやって調べるか・・・。
賢さとの関係をIQが平均の倍以上の持ち主でチェックしてみました。IQが平均の倍以上もあれば、おでこが広いはずですよね。過去の有名人の知能指数が推定されているのを参考にしてみました。
過去の偉人賢人で1Q200を超える人の肖像画を見比べてみましたが、すべての人が広いわけではありませんでした。確かにおでこが広い方もいましたよ!
しかし、IQ300と言われている”ジョン・フォン・ノイマン”という方は、生え際が後退しているのを抜きにしても、それほど広いおでこではありません。
18ヶ国語を解し、「歩く百科事典」と呼ばれた”南方熊楠”もおでこは普通。これではおでこと賢さに関係があるとは言えませんよね。
なぜおでこが広いと賢いと言われるようになったのでしょうか。
おでこの広さと賢さの関係は、前頭葉にある

19世紀アメリカで起こった事故では、前頭葉に傷を負ったまま生き延びた症例があります。
フィネアス・ゲージの症例。事故で頭蓋骨に鉄棒が貫通。前頭葉の一部を損傷してしまいました。傷は回復をしたのですが、なんと性格が変わってしまったと言われています。
事故後に仕事復帰をしたのですが、仕事仲間には敬意をほとんど示さず、きまぐれ、非礼で下品になってしまったとか。
その原因には、前頭葉は社会性、人格、知恵を司る重要な部位であることがその後の研究から明らかにされています。
そんな重要な前頭葉の場所が、おでこと接している部分でもあるのです。おでこが広く、立派であるということは、人として前頭葉が発達している証拠。
おでこが広いと賢い、頭がいいと言われるのは、前頭葉が重要な部位であることが根拠となっているのかもしれませんね。
科学的な根拠がないこの賢さとの関係ですが、人相学から見るおでこの意味はご存知ですか?人相学から見るおでこの意味もチェックしてみましょう。
人相学から見るおでこの意味

西洋における骨相学・人相学からのおでこの意味もチェックしてみましょう。
実は、骨相学と人相学では「おでこが広いと賢い」と言い切っています。おでこについて調べてみると、wikipediaで興味深いことが書かれていました。
”人相学と骨相学において、おでこの形は知性と知能を象徴するものと考えられた”と。
骨相額は頭蓋骨の大きさ、形に人間の行動を当てはめて考えられたもの。そんな骨相学は、20世紀には否定されて廃れてしまうのですが・・・。
その影響は今でも残っているのです。西洋人相学での額に対する考え方は、広い額は知性的で論理的思考に優れると言われています。
額が狭い人が知性的でないという訳ではないと但し書きもちゃんとしてありますけどね。では東洋学的にはどうなのでしょうか。
東洋の人相学は?

東洋の人相学は統計学に基づいています。
おでこは単に知性を現すだけではありません。
- 知性
- 生まれもった性格
- 人生初期の運気
- 目上の人との関係
知性はほんの一部なんですね。その人の全体運を表しているものなのです。東洋人相学のおでこは、広さだけでなく、生え際の形やシワもポイントになるのです。
年齢とともに運気が変わるというのも特徴といえます。風水でもおでこは気の入り口・・・なんて言いますよね。
おでこを出すことは運気が上がるとも言われているので、おでこを出すのは良いことが引き寄せられるかもしれませんね~。
また、おでこで生まれもった性格も見られるといわれています。
- 知性的
- みんなに好かれる姉御肌
- リーダーシップをとるのが得意
- 尊敬される
人相学で額が広いというのは強運なんだそうですよ!いろいろな視点からおでこの広さと賢さについて調べて見ました。広いから頭がいいとは一概に言えないようです。
しかし、科学的根拠はありませんが「おでこが広いと頭がいいという説」、西洋の骨相額が元となっているかもしれません。
賢くも見える広いおでこは、隠さず出しておくと運気も上がっていいかもしれませんね